ジャワ島とボルネオ島の標高1000~1400mの山地で苔の生えた樹幹や落ち葉の上に着生または地生している。強健種。偽鱗茎は円筒状、先端に大きな葉を1枚頂生する。本種は大型の堂々とした花をつける種である。花は花茎の先に8~12花を車輪状につけるが、一つ一つの花にも個性があり、全体で見ると迫力がある。赤い唇弁が、ちょっとした刺激にも、フルフルと揺れ、虫を誘っていると思われる。悪臭を放つ。花期は一週間ほど。開花期は春。
更新した:2014/10/17
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