ヒマラヤ地方のシッキムおよびネパールの数地点で記録されている。着生ラン。小型種。草丈6 ~ 12cm。偽鱗茎は高さ約1cm、狭倒卵形で、先が浅くくぼむ葉が1枚頂生する。花茎は葉とほぼ同高、頂に10~12花が散形状に集まる。花は長さ約1.5cm、側萼片は外縁が互いに癒合し、緑黄褐色地に赤褐色の細い点および基部付近に同色の数線がある。花弁は長さ約0.2cm、3本の太い赤褐色の脈と赤紫色の縁毛がある。唇弁は湾曲した舌状で長さ約0.2cm、上面は花弁と同色だが暗い。花命7~10日。開花期は夏。栽培は容易。
更新した:2014/10/17
前の
前の